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MUSECEDE


MUSECEDE(
ミューゼシード) MUSE SECEDE を合わせてできた言葉です。
MUSE とはもちろんギリシア神話にでてくる音楽の女神のことです。
SECEDE は「分離する」という意味で、これは19世紀末のウィーンにおいてクリムトらが起こした芸術運動であるSECESSION (分離派=ゼツェッション)の語源となった言葉です。
ただ伝統的でアカデミックなものだけを盲信するのではなく、時代に即して本質的なものを見つめていこうとする、そしてそれを自主的に行なおうとする、その考え方が SECESSIONSECEDE の意味するところです。
そしてミューゼシードは、新しい形の音楽家のネットワークです。

若い音楽家たちへの演奏の場の提供、そして一般の聴衆への身近なクラシック・コンサートの提供を目的にMUSECEDE199010月にスタートして以来、若手音楽家集団として活動を続けています。
 コンサート・シリーズとしては、これまで
  1994年よりサントリーホール[小]でのコンサート・シリーズ、
  同じく1994年より明治記念館の〈サロン・コンサート〉シリーズ、
  1996年より安田生命ホールでの〈ハーティ・コンサート〉シリーズ、
  1999年の10月から銀座王子ホールで〈世紀末、そして〉シリーズ、
 などを行ってまいりました。
  現在は2001年より毎月ムジカーザで開催されているソロ・室内楽を中心としたシリーズ、〈ミューゼシード・イン・ムジカーザ〉、そしてオーケストラ公演、オペラ公演も行っています。
 現在100名をこえる音楽家がメンバーとして登録。音楽監督は飛鷹佑依です。